2月16日(土)『ベートーヴェン捏造』ピアノ・コンサート開催
かげはら史帆『ベートーヴェン捏造』刊行記念ピアノコンサートを開催いたします。
詳細は以下。
●概要
『ベートーヴェン捏造』ピアノ・コンサート
日時:2019年2月16日(土)19時開演
場所:タカギクラヴィア・松濤サロン(東京都渋谷区 松濤1-26-4)
料金:全席2000円
出演:内藤晃(ピアノ)、かげはら史帆、賛助出演:石田ユキ (ピアノ)
プログラム:
・ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ 第27番 ホ短調 Op.90
・シンドラー: ピアノ・ソナタ ヘ長調
・ベートーヴェン、チェルニー、リスト、モシェレス、シューベルト、ルドルフ大公:ディアベリ変奏曲
ほか
お申し込み方法:イベントンから→https://eventon.jp/15640/
●内容
ベートーヴェンの伝記資料をめぐる改竄事件を臨場感たっぷりに描き話題を呼んだ、
歴史ノンフィクション『ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく』(柏書房)。
聴覚を失った晩年のベートーヴェンが用いていた筆談用ノートを改竄し、
後世のベートーヴェン像に大きな影響を与えた「無給の秘書」シンドラー、
彼のライバルであるチェルニーやリストら、
そして「偉大なるマエストロ」ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが残した
音楽作品を味わうコンサートです。
*
19世紀に生きた音楽家たちの息遣いを再現するのは、
『ベートーヴェン捏造』の愛読者でもあるピアニストの内藤晃。
「『運命』の解釈別弾き比べ」「弟子リースの証言録にもとづく再現演奏」など
普通のコンサートでは味わえないオモシロ企画ももりだくさん。
本書の著者、かげはら史帆とのトークをまじえながらお届けします。
●プロフィール
内藤 晃(ないとう あきら)
ピアニスト、指揮者、作編曲家。横浜市出身。東京外国語大学卒業。桐朋学園大学指揮教室、ヤルヴィ・アカデミー(エストニア)などで指揮の研鑽を積む。
弾き振りや主宰ユニット「おんがくしつトリオ」を含む多彩な演奏活動とともに、「もっと深い音楽体験」を共有すべく、ユニークな発想でレクチャーや執筆を行う。月刊音楽現代に「名曲の向こう側」を連載するほか、楽譜の校訂・解説、ライナーノート執筆なども数多く手がけ、監訳書にC.ローゼン著「ベートーヴェンを“読む”」(道出版)、校訂楽譜に「ジョン・アイアランド ピアノ曲集」(カワイ出版)、作曲作品に映画「彦とベガ」(谷口未央監督)などがある。2019年2月、A.ゲレリヒ著「師としてのリスト(仮題)」を翻訳出版予定(音楽之友社)。
かげはら史帆(かげはら しほ)
東京郊外生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科修士課程修了。音楽関連企業に勤めるかたわら、音楽家に関する小説や随筆を手がける。『ベートーヴェン捏造 – 名プロデューサーは嘘をつく』(柏書房)『フェルディナント・リース物語』(Web春秋「はるとあき」掲載中)『偏食家ベートーヴェンの食卓』(音食紀行コラボ同人誌)ほか。
※お申込みいただきましたチケットのキャンセルはなるべくなさらぬようお願いいたします。