漢字を極める! 古文書解読ことはじめ
- 定価
- 1,870円(本体 1,700円)
- 刊行
- 2024/05/23
- ISBN
- 9784760155620
- 判型
- A5
- ページ数
- 200
- ジャンル
- 古文書・くずし字
内容・目次
内容
くずし字を学ぶことは古文書を読むためには必要不可欠。古文書が導いてくれるのは知られざる過去のいきいきとした姿だ。
しかし、くずし字を学ぶことはそれだけではない楽しさに浸からせてくれる。それが「くずし字を覚える」⇒「文字を発見する」⇒「読める文字が増えていく」⇒「文章の意味が見えてくる」この過程なのだ。
近世の古文書で統一された漢字のくずし。それを「5つの解読攻略法」で漢字を分類し、効率の良い学習法をお伝えする。それが……
①単漢字を押さえる
②表記が特殊な文字を押さえる
③頻出漢字に慣れる
④異体字・旧字を覚える
⑤偏旁冠脚から攻める
随所にテストが登場し、何度も振り返りながら叩き込む。最後に古文書からの演習問題を掲載した。どれだけの文字が読めるようになっているか挑戦しよう!
【著者略歴】
小林正博〈こばやし・まさひろ〉
1951年東京生まれ。博士(文学)。現在、一般社団法人古文書解読検定協会代表理事、日本古文書学会会員、東京富士美術館評議員、学園都市大学古文書研究会顧問。生涯学習インストラクター古文書1級、博物館学芸員、図書館司書。著書に『日本仏教の歩み』、『日蓮の真筆文書をよむ』(いずれも第三文明社)、『日蓮大聖人御伝記――解読・解説』(USS出版)、『読み書きで楽しく学ぶ くずし字入門』(宝島社)、『読めれば楽しい! 古文書入門』『これなら読める! くずし字・古文書入門』『書ければ読める! くずし字・古文書入門』『いろはで学ぶ! くずし字・古文書入門』『ここからはじめよう! くずし字・古文書入門』(いずれも潮新書)、編著に『実力判定 古文書解読力』『誤読例に学ぶくずし字』(いずれも柏書房)がある。