柏書房株式会社KASHIWA SHOBO

kaze no tanbun 移動図書館の子供たち

西崎憲プロデュースによる文芸プロジェクト。現代最高の文章家による書き下ろし〈短文〉アンソロジーシリーズ第2弾

定価
1,980円(本体 1,800円)
刊行
2020/12/24
ISBN
9784760152827
判型
B6変
ページ数
260

内容・目次

内容

【概要】
どうぞどうぞ、短文の世界へ──
西崎憲がプロデュースする短文集シリーズ〈kaze no tanbun〉第二弾。現代最高の文章家16人が「移動図書館の子供たち」をテーマに、小説でもエッセイでも詩でもない「短文」を寄せました。作品同士が響き合う、まるで一篇の長編作品のようにも読める、絢爛の短文・書下ろしアンソロジー。(カバーイラスト:寺澤智恵子)


【著者】(五十音順)
我妻俊樹/円城塔/大前粟生/勝山海百合/木下古栗/古谷田奈月/斎藤真理子/西崎憲/乘金顕斗/伴名練/藤野可織/星野智幸/松永美穂/水原涼/宮内悠介/柳原孝敦


【しおり】
1冊ごとに1枚、全16種のしおりがついています。寄稿者による書下ろしの1行詩が印刷されています。

【kaze no tanbunとは】

「自分の生涯においてこれを作ったと自慢できる本を作りたい」。日本翻訳大賞の発起人であり、電子書籍レーベル「惑星と口笛ブックス」主催で、「BFC ブンゲイファイトクラブ」などを企画する西崎憲の発案からスタートした、全篇新作の「短文」アンソロジーシリーズ。「短文」とは「小説でもエッセイでも詩でもない、ただ短い文。しかし広い文」(西崎氏)。シリーズ通してブックデザインは奥定泰之。第一弾「特別ではない一日」は2019年に発売。第三弾は2021年初頭に刊行予定。


【目次】

古谷田奈月「羽音」
宮内悠介「最後の役」
我妻俊樹「ダダダ」
斎藤真理子「あの本のどこかに、大事なことが書いてあったはず」
伴名練「墓師たち」
木下古栗「扶養」
大前粟生「呪い21選──特大荷物スペースつき座席」
水原涼「小罎」
星野智幸「おぼえ屋ふねす続々々々々」
柳原孝敦「高倉の書庫/砂の図書館」
勝山海百合「チョコラテ・ベルガ」
乘金顕斗「ケンちゃん」
斎藤真理子「はんかちをもたずにでんしゃにのる」
藤野可織「人から聞いた白の話3つ」
西崎憲「胡椒の舟」
松永美穂「亡命シミュレーション、もしくは国境を越える子どもたち」
円城塔「固体状態」


目次

【目次】

古谷田奈月「羽音」

宮内悠介「最後の役」

我妻俊樹「ダダダ」

斎藤真理子「あの本のどこかに、大事なことが書いてあったはず」

伴名練「墓師たち」

木下古栗「扶養」

大前粟生「呪い21選──特大荷物スペースつき座席」

水原涼「小罎」

星野智幸「おぼえ屋ふねす続々々々々」

柳原孝敦「高倉の書庫/砂の図書館」

勝山海百合「チョコラテ・ベルガ」

乘金顕斗「ケンちゃん」

斎藤真理子「はんかちをもたずにでんしゃにのる」

藤野可織「人から聞いた白の話3つ」

西崎憲「胡椒の舟」

松永美穂「亡命シミュレーション、もしくは国境を越える子どもたち」

円城塔「固体状態」