教養としての「国名の正体」
日本をはじめ世界196か国&5地域の「名前」――その〝起源〟がわかれば世界が見える! 日本がわかる!! 国名で知る世界の姿
- 定価
- 1,870円(本体 1,700円)
- 刊行
- 2019/11/08
- ISBN
- 9784760150885
- 判型
- 四六判
- ページ数
- 288
- ジャンル
- 歴史・地理
内容・目次
内容
「日本は〝ニホン〟? 〝ニッポン〟?」
「アメリカ合衆国はなぜ〈合州国〉じゃないの?」
「赤道ギニアに〈赤道〉はない!」
「〈サモア独立国〉〈ボリビア多民族国〉って一体どういうこと?」……
「国名」には、各国家の歴史・地理・理念・風俗といったさまざまな「大人の事情と思惑」が込められている。「国の名前」はそれぞれの国の「姿」を反映している――つまり、国名も「名は体を表す」のだ。もちろん、日本だって例外ではない。
歴史や理念の積み重なりが「国名」として立ち現れているのなら、その由来を知ることで世界の姿も違って見えてくるはず!――歴史や地理の視点だけからは決して見えてこない、まったく新しい世界の見方、ここに登場!
【著者紹介】
藤井青銅(ふじい・せいどう)
23歳の時、第1回「星新一ショートショート・コンテスト」入賞。これを機に作家・脚本家・放送作家としての活動に入る。ライトノベルの源流とも呼ばれる『死人にシナチク』シリーズ、『愛と青春のサンバイマン』などの小説のほか、数百本のラジオドラマを執筆。また、「バーチャル・アイドル」芳賀ゆい誕生を仕掛けたり、腹話術師・いっこく堂の脚本・演出・プロデュースを手掛け、その衝撃的デビューの後押しをするなど、メディアでの活動も多岐にわたる。最近は、落語家・柳家花緑に47都道府県のご当地新作落語を提供中。著書に『「日本の伝統」の正体』『「日本の伝統」という幻想』『ラジオな日々』『ラジオにもほどがある』『幸せな裏方』『東洋一の本』『【悲報】本能寺で何かあったらしい……光秀ブログ炎上中! 歴史web2.0』『元号って何だ? 今日から話せる247回の改元舞台裏』『一日で一気に学ぶ超日本史』など多数ある。
目次
まえがき~国名も「名は体を表す」
第1章 地理命名(山河大地国名)
第2章 地理命名(海洋諸島港湾国名)
第3章 地理命名(方角中心辺縁国名)
第4章 動植物命名
第5章 人名国家
第6章 似ている国名
第7章 王国と公国と
第8章 共和国
第9章 連と合
第10章 旧ソ連と東欧
あとがき~さて、日本は?