柏書房株式会社KASHIWA SHOBO

kaze no tanbun 特別ではない一日

「たべるのがおそい」編集長・西崎憲がおくる新プロジェクト。現代最高の文章家による書き下ろし〈短文〉アンソロジーシリーズ第1弾

定価
1,980円(本体 1,800円)
刊行
2019/10/24
ISBN
9784760150878
判型
四六判変
ページ数
236

内容・目次

内容

【西崎憲さんによる本書の製作記】
第一回/〇第二回/〇第三回第四回


【メディア紹介】
・2019/10/19 「日経新聞」夕刊にて紹介されました。(web版あり)


・「週刊文春」11月28日号にて紹介されました。(web版あり)


・2020年1月号「ダ・ヴィンチ」(評者は辻山良雄さん)にて紹介されました。


2019年12月16日朝日新聞ウェブサイト「&W」にて紹介されました。(web版あり)



【概要】この本はあなたの本棚のために特別に作られました──。
西崎憲がプロデュースする短文集シリーズ〈kaze no tanbun〉第一弾。現代最高の文章家17人が「特別ではない一日」をテーマに、小説でもエッセイでも詩でもない「短文」を寄せました。作品同士が響き合い、まるで一篇の長編作品のようにも読めるかつてない本です。


【著者】
我妻俊樹/上田岳弘/円城塔/岡屋出海/勝山海百合/小山田浩子/岸本佐知子/柴崎友香/高山羽根子/滝口悠生/谷崎由依/西崎憲/日和聡子/藤野可織/水原涼/皆川博子/山尾悠子(50音順)



【kaze no tanbunとは】

「自分の生涯においてこれを作ったと自慢できる本を作りたい」。日本翻訳大賞の発起人であり、電子書籍レーベル「惑星と口笛ブックス」主宰、そして文芸ムック『たべるのがおそい』編集長をつとめた西崎憲の発案からスタートした、全篇新作の「短文」アンソロジーシリーズ。「短文」とは「小説でもエッセイでも詩でもない、ただ短い文。しかし広い文」(西崎氏)。シリーズ通してブックデザインは奥定泰之。第一弾「特別ではない一日」は2019年に発売。第二弾「移動図書館の子供たち」は2020年12月下旬刊行。第三弾は2021年初頭に刊行予定。


【目次】

山尾悠子 「短文性についてⅠ」
岸本佐知子「年金生活」
柴崎友香 「日壇公園」
勝山海百合「リモナイア」
日和聡子 「お迎え」
我妻俊樹 「モーニング・モーニング・セット」
円城塔  「for Smullyan」
皆川博子 「昨日の肉は今日の豆」
上田岳弘 「修羅と」
谷崎由依 「北京の夏の離宮の春」
水原涼  「Yさんのこと」
山尾悠子 「短文性についてⅡ」
円城塔  「店開き」
小山田浩子「カメ」
滝口悠生 「半ドンでパン」
高山羽根子「日々と旅」
岡屋出海 「午前中の鯱」
藤野可織 「誕生」
西崎憲  「オリアリー夫人」


【イベント】
●10/26(土)18時~@青山ブックセンター)
「さあ、文章を狩りに行こう」
出演:
西崎憲&岸本佐知子&奥定泰之&竹田純
詳細・申し込みはこちら
【上記イベントは終了しました】


 


【書影(カバー写真は武田陽介)】
書影(帯なし)


【書影・帯あり】


目次

山尾悠子 「短文性についてⅠ」

岸本佐知子「年金生活」

柴崎友香 「日壇公園」

勝山海百合「リモナイア」

日和聡子 「お迎え」

我妻俊樹 「モーニング・モーニング・セット」

円城塔 「for Smullyan」

皆川博子 「昨日の肉は今日の豆」

上田岳弘 「修羅と」

谷崎由依 「北京の夏の離宮の春」

水原涼  「Yさんのこと」

山尾悠子 「短文性についてⅡ」

円城塔 「店開き」

小山田浩子「カメ」

滝口悠生 「半ドンでパン」

高山羽根子「日々と旅」

岡屋出海 「午前中の鯱」

藤野可織 「誕生」

西崎憲 「オリアリー夫人」