柏書房株式会社KASHIWA SHOBO

藩の借金200億円を返済し、200億円貯金した男、山田方谷

経営と地方自治のヒントは近世史にあり。松山藩の財政破綻を救った男の姿から見えてくる、組織を改革するための古びない実践の数々。

定価
1,870円(本体 1,700円)
刊行
2017/08/09
ISBN
9784760148417
判型
四六判
ページ数
256
ジャンル
歴史・地理

内容・目次

内容

勝海舟と吉田松陰の師である佐久間象山の兄弟子。河井継之助からは神と崇められ、大久保利通と木戸孝允から、新政府への出仕を口説かれた男の生き方、そして改革者の実像に迫る。


【著者紹介】
皆木和義(みなぎ・かずよし)
1953年、岡山県生まれ。早稲田大学法学部卒。経営コンサルタント、作家、歴史研究家として幅広く活動。平成ニュービジネス研究所所長、ハードオフコーポレーション代表取締役社長、リソー教育取締役副社長、大戸屋社外取締役、経済産業省消費経済審議会委員などを歴任。
著書に『軍師の戦略』『名将の戦略』『リーダーの究極の教科書 論語』(クロスメディア・パブリッシング)『図解 稲盛和夫の経営 早わかり』(KADOKAWA)『3000年の歴史に学ぶ戦略の教科書』(宝島社)『ビジネス五輪書』(講談社)『稲盛和夫と中村天風』(プレジデント社)『松下幸之助の菜根譚』(あさ出版)など多数。


目次

プロローグ

第1部

山田方谷の生き方と考え方


1.総論――山田方谷とは

2.各論――学道一筋


第2部

士民撫育と至誠惻怛の藩政改革


上下節約

負債整理

藩札刷新

産業振興

民政刷新


エピローグ

付録(「理財論」読み下し文)

あとがき