箸はすごい
箸を主軸にしてその文化圏の相互交流や、各国のしきたりの違いなどを比較した「食の文化誌」。
- 定価
- 2,420円(本体 2,200円)
- 刊行
- 2016/06/10
- ISBN
- 9784760147120
- 判型
- 四六判
- ページ数
- 260
- ジャンル
- 政治・経済・社会・教育・民族
内容・目次
内容
箸を主軸にしてその文化圏の相互交流や、各国のしきたりの違いなどを比較した「食の文化誌」。「フォーク」の国で歴史学を教えてきた著者だからこそ見えてきた目からウロコの新考察! 貴重なカラー図版多数収録。
著者
エドワード・ワン(Q. Edward Wang)
1958年上海生まれ。アメリカ・ローワン大学(ニュージャージー州)および北京大学の歴史学(東洋史)教授。著書に、『中国伝統史学』(英文)など。
訳者
仙名 紀(せんな おさむ)
翻 訳家。1936年東京都生まれ。上智大学新聞学科卒業後、朝日新聞社に入社、主として出版局で雑誌編集に携わった。訳書に、『地球の論点』(S・ブラン ド、英治出版、2011年)、『文明』(N・ファーガソン、勁草書房、2012年)、『平均寿命105歳の時代がやってくる』(A・ザヴォロンコフ、柏書 房、2014年)、『モナリザ・コード』(D・ヘイルズ、柏書房、2015年)など。
目次
1 なぜ箸なのか。その起源と初期の役割
2 おかず、ごはん、?――箸の役割変化
3 箸文化圏の形成――ベトナム、日本、朝鮮半島、そしてさらに広域に
4 箸の使い方、習慣、作法、礼儀
5 分かちがたい一対の箸――贈りもの、隠喩、象徴としての人気
6 世界の食文化に箸が橋渡し