真実の戦国時代
信長、秀吉、家康……英雄だけでは語れない戦国日本の真実 ！
- 定価
- 2,200円（本体 2,000円）
- 刊行
- 2015/05/01
- ISBN
- 9784760146079
- 判型
- 四六判
- ページ数
- 344
- ジャンル
- 歴史・地理
内容・目次
内容
足利将軍家の権力は本当に絶大だった？ 仏教宗派は戦国大名とどう関わったのか？ 応仁の乱（1467年）から関ヶ原の戦い（1600年）まで、教科書には描かれない乱世の日本を、19のキーワードから徹底解剖！
【本書の構成】
第１部 戦国大名とは何か
戦国大名論（西島太郎）
戦国・織豊期の家臣団編成（堀越祐一）
戦国大名の外交（栗原修）
戦国大名の分国法（平野明夫）
史料とは何か（中脇聖）
第２部 戦国大名の諸政策
戦国・織豊期の検地（鈴木将典）
戦国・織豊期の大名権力と村落（光成準治）
戦国時代の都市・流通政策（長澤伸樹）
「惣無事」についての研究動向（片山正彦）
第３部 戦国大名と戦争
戦国時代と合戦（長屋隆幸）
戦国時代の城郭（佐脇敬一郎）
戦国時代の水軍と海賊（小川雄）
第４部 天皇・将軍と戦国大名
戦国時代の室町幕府と足利将軍（木下昌規）
戦国時代の天皇と公家衆（神田裕理）
戦国期の武士の官途（木下聡）
第５部 戦国期の宗教と文化
戦国武将の日常と非日常（大嶌聖子）
戦国時代の寺社（天野忠幸）
キリスト教の伝来から拒絶まで（清水有子）
戦国時代の女性と結婚（渡邊大門）
【著者紹介】
渡邊大門(わたなべ・だいもん)
1967年生まれ。主な著書に、『戦国誕生中世日本が終焉するとき』(講談社現代新書、2011年)、『戦国の交渉人外交僧・安国寺恵瓊の知られざる生涯』(洋泉社歴史新書、2011年)、『逃げる公家、媚びる公家――戦国時代の貧しい貴族たち』(柏書房、2011年)、『戦国の貧乏天皇 』(柏書房、2012年)など。