覇権の翳り 米国のアジア政策とは何だったのか
沖縄米軍基地問題、尖閣諸島帰属問題はすべてここから始まった
- 定価
- 6,600円(本体 6,000円)
- 刊行
- 2015/04/01
- ISBN
- 9784760145652
- 判型
- A5
- ページ数
- 512
- ジャンル
- 政治・経済・社会・教育・民族
内容・目次
内容
2007年まで非公開だった第1級資料をニクソン研究の第一人者が読解。米国の覇権と「冷戦」秩序の転換期となったニクソン政権の分析から、現在の外交問題へとつながる東アジアの政治力学が浮き彫りになる。
目次
序 章 米国の覇権と「冷戦」秩序第1章 〝ニクシンジャー〟外交の始動
第2章 ニクソン政権下のNSC
第3章 ニクソン政権の核戦略
第4章 ニクソンの「チャイナ・イニシアティヴ」
第5章 ニクソン訪中
第6章 ニクソン訪中後の米中関係(一九七二―七四年)
第7章 第二次日米繊維紛争(一九六九―七一年)――迷走の一〇〇〇日
第8章 NSC文書に見る日本と東アジア
第9章 佐藤=ニクソンの時代(1)
第10章 佐藤=ニクソンの時代(2)
第11章 田中=ニクソンの時代
補遺 ニクソン文書と大統領図書館