毒殺 暗殺国家ロシアの真実
ソ連・ロシアに脈々と続く「排除」の思想にメスを入れる
- 定価
- 2,420円(本体 2,200円)
- 刊行
- 2014/08/01
- ISBN
- 9784760144914
- 判型
- その他・規格外
- ページ数
- 328
- ジャンル
- 政治・経済・社会・教育・民族
内容・目次
内容
レーニンの毒殺実験室から秘密警察KGBへ
異なる意見の持ち主を許容することを認めない「排除」の思想、
「秩序を維持するため」に正当化される暴力の姿を扶るノンフィクション!
暗殺者たちを生み出す原点となった帝政ロシア末期から、
今日のロシアまで、国家支援テロリズムの歴史を検証する
・70歳の誕生日に特別料理で毒殺された女性
・ロンドンの路上で傘に偽装した空気銃で殺された反体制活動家
・放射性物質ポロニウムを盛られた元KGB工作員リトヴィネンコ
・ウクライナ大統領ユーシェンコ毒殺未遂・・・
目次
まえがき第1章 力は正義
第2章 人肉粉砕機
第3章 死刑宣告
第4章 博士の死と彼の助手
第5章 鉄仮面の男たち
第6章 暗殺、それは独裁者の気晴らし
第7章 家族のお荷物
第8章 誕生日の女子に三杯の祝杯!
第9章 彼は落ちたのか、それとも突き落とされたのか?
第10章 心臓麻痺
第11章 テロの才能
第12章 犯罪が残す痕跡
第13章 有名女優の暗殺指令
第14章 狩りの季節
第15章 党の軍資金
第16章 丁重な弔い
第17章 正義を求める男が殺されるとき
第18章 毒殺の輸出
訳者あとがき
訳注索引