柏書房株式会社KASHIWA SHOBO

平均寿命105歳の世界がやってくる 喜ぶべきか、憂うべきか

再生医学・長寿医療の世界的権威が明かす「高齢化社会」の未来

定価
2,530円(本体 2,300円)
刊行
2014/07/01
ISBN
9784760144204
判型
四六判
ページ数
308
ジャンル
自然科学・建築

内容・目次

内容

iPS細胞の発展≒定年の延長、資源の枯渇……
寿命がこれ以上延びることは、人類にとっていいことなのか??


「高齢化社会」の未来を医学面・社会面双方からアプローチした画期的な一冊


高齢者の健康が改善され、生産に加担できる人生が増えれば、社会保障などの経費は軽減でき、国家財政はひと息つけるのだろうか。本書の問題はあなたの未来ばかりでなく、子や孫の時代も左右される事柄ばかりなのである(本書まえがきより)


目次

第Ⅰ部 長寿の時代 1 転換点に差しかかる

2 長寿への道程

3 主要経済大国の人口動態―アメリカ、EU、ロシア、中国、日本

第Ⅱ部 老化とは

4 老化に伴う機能の低下

5 生物としての老化

6 損傷を修復して勤務年限を延ばす

7 老年医学の近年の進歩と再生医療

第Ⅲ部 医療研究を変革する必要性

8 高齢化に伴う実質的なコスト

9 医学研究における優先順位の変更

第Ⅳ部 退職後文化

10 退職後文化のイメージチェンジ

11 成り行き任せか手助けするか―心理面の老化をくつがえす

12 予防医学と再生医学

13 将来に備えて