豊臣政権の正体
『消された秀吉の真実』『偽りの秀吉像を打ち壊す』に続く、「徳川史観」徹底批判の第3弾
- 定価
- 3,080円(本体 2,800円)
- 刊行
- 2014/05/01
- ISBN
- 9784760144112
- 判型
- 四六判
- ページ数
- 336
- ジャンル
- 歴史・地理
内容・目次
内容
★明治時代以来、多くの学者たちが積み重ねてきた秀吉に関する分析を批判的に取り上げて新説を提示。
★1 点の史料を徹底的に読み込みながら、新たな豊臣秀吉像を描き、豊臣政権の実態を解説。
★論集のかたちで編まれながらも、ですます調の表記を採用しているのでたいへん読みやすい。
目次
序章 豊臣政権の制度と文書 山本博文第一章 豊臣秀吉と黒田官兵衛 山本博文
第二章 秀吉のいくさと上杉・武田のいくさ 鴨川達夫
第三章 天下と殿下 堀新
第四章 古文書の伝わり方 田渕義樹
第五章 『 忠増渡海日記』と幸若舞 鈴木彰
第六章 秀吉と大名・直臣の主従関係について 曽根勇二
第七章 豊臣秀次朱印状の謎 金子拓
第八章 日用停止令と豊臣政権 光成準治
第九章 前田玄以の呼称と血判起請文 矢部健太郎
第十章 豊臣秀吉の「日本国王」冊封の意義 米谷均
第十一章 豊臣五大老の実像 堀越祐一
あとがき