命がけで南極に住んでみた
極寒の世界で繰り広げられている、最新研究と日常生活のすべてを明かす!
- 定価
- 2,750円(本体 2,500円)
- 刊行
- 2013/09/01
- ISBN
- 9784760142965
- 判型
- その他・規格外
- ページ数
- 428
- ジャンル
- 自然科学・建築
内容・目次
内容
地上最後のフロンティア、南極。人が定住するにはあまりにも過酷な-70℃の世界には、各国から選りすぐりの科学者が集い、温暖化や海面上昇、未知の生物の存在などの研究をおこない、地球の過去・現在・未来を探っている。
そこには、ペンギンとのふれあいや美しいオーロラといった幻想的な光景ばかりでなく、生死の境をさまよったあげく命を落としたり、凍傷で手足を失ったり、精神的に異常をきたす研究者たちの人間臭いドラマがあった。
これまで5度にわたり長期滞在した著者が、自らの五感を全開にして感じ取った人類未開の地の厳しさ、魅力のすべてをあますことなく綴る、南極ルポルタージュの金字塔!
目次
第Ⅰ部 見知らぬ惑星――南極東部沿岸 第一章 マクマード基地へようこそ
第二章 ペンギンの行進
第三章 地球のなかの火星
第Ⅱ部 どまんなかの南極点――中央高原
第四章 暗い冬の天体観測
第五章 コンコーディア基地で地球史を探る
第Ⅲ部 南極半島は観光地――南極西部
第六章 人間が残した指紋
第七章 誰も知らない南極西部