江戸の都市プランナー
天保改革を下から支えた名主“熊井理左衛門”の眼を通して、江戸の都市行政改革の様相を明らかにする。
- 定価
- 2,420円(本体 2,200円)
- 刊行
- 2013/01/01
- ISBN
- 9784760142187
- 判型
- 四六判
- ページ数
- 230
- ジャンル
- 歴史・地理
内容・目次
内容
幕府老中の水野忠邦は、天保改革を断行した。この時忠邦の懐刀が南町奉行の鳥居耀蔵であり、鳥居が抜擢したのが江戸人形町の名主熊井理左衛門であった。幕府から抜擢された彼は、名主としては異例の出世を遂げていき、最終的に江戸の総名主のリーダーとなって、様々な行政分野で超人的な活躍をする。
目次
第1章 理左衛門、71歳で牢獄に入る第2章 理左衛門、深川の町名主になる
第3章 理左衛門、町奉行から重用される
第4章 理左衛門、町名主の頂点に立つ
第5章 理左衛門、江戸を大掃除する
第6章 理左衛門、罠にはめられ逮捕される