柏書房株式会社KASHIWA SHOBO

薬を飲ませる前にできる ADHDの子どもを救う50の方法

アメリカで定番のロングセラー、ついに登場!

定価
2,750円(本体 2,500円)
刊行
2011/12/01
ISBN
9784760140770
判型
四六判
ページ数
292
ジャンル
自然科学・建築

内容・目次

内容

ADHD(注意欠陥・多動性障害)のレッテルを超えて──


・かけがえのない才能を持つはずの子どもたちに、一律に「ADHD」というレッテルを貼っていいものでしょうか?


・薬を飲ませ続けることが、本当に子どもの将来のためになるのでしょうか? 


・治療を受けさせることで、お子さんの心が深く傷ついているとしたら?


 ──本書には、レッテル貼りや薬を飲ませる前でもできる、子どもたち本来の可能性を伸ばしてあげられる50の向き合い方・接し方がちりばめられています。


目次

第1部 子どもの注意力・行動を改善する50の方法

 第1部にとり組んでいただくにあたって

  ・お子さんに合った方法を選ぶ目安となる質問表 

  ・50の方法を、やり方のアプローチタイプで分ける

(一部抜粋)

 1 バランスのとれた朝食から 

 17 学習活動に適した刺激がある 

 27 「特別な時間」を共有する 

 31 物事をまとめるコツ 

 40 正しい「タイムアウト」のとり方 

 50 あなたの子どもを前向きに見つめよう 

                 ……ほか


第2部 ADHDとは何か 

 アメリカの新しい学習障害 

 ADHD──わかったと思えば、またわからなくなる障害 

 「いい子」であることの危険 

 機械と病気のモデル 

 ADHDの脳を探して 

 なぜ子どもにレッテルを貼るのか 

 ADHDの烙印を捺されて 

 ADHDは複雑な世界の問題への単純な答え

  ・社会の崩壊の兆候 

  ・「移り気な」文化の所産 

  ・退屈な教室に対する反応 

  ・通常の範囲での性差の反映 

  ・親子関係の「適合度」の問題 

  ・学び方のちがい 

  ・多様な子どもたちの寄せ集め


 訳者あとがき