日中危機はなぜ起こるのか アメリカが恐れるシナリオ
ブルッキングス研究所の衝撃レポート!
- 定価
- 6,380円(本体 5,800円)
- 刊行
- 2012/01/01
- ISBN
- 9784760140381
- 判型
- A5
- ページ数
- 424
- ジャンル
- 政治・経済・社会・教育・民族
内容・目次
内容
歴史教科書問題、東シナ海のガス田開発、中国潜水艦の領海侵犯、そして尖閣問題。
日中危機が繰り返されるのはなぜなのか。
軍事衝突を食い止めるにはどうしたらよいのか。
★ 「未来の影」、国内政治、安全保障のジレンマ……。日中関係を、この100年の歴史を掘り起こしながら考察。
★ 尖閣問題を中心に、東シナ海で起こっている諸問題に焦点を当て、軍事衝突の可能性を具体的に吟味。
★ 軍事衝突を食い止めるための「安全保障レジーム」の創設を提言。
目次
第1章 一九三〇年代の日中の軍事衝突第2章 中国と日本――二国間関係の経緯
第3章 日中関係の「沈滞」を解明する
第4章 海軍、空軍、海上保安機関、サイバー戦士
第5章 日中の近接地点における摩擦
第6章 日中の軍事制度の特徴
第7章 中国の意思決定
第8章 日本の意思決定
第9章 中国政治における対日関係
第10章 日本政治における対中関係
第11章 緊迫情勢下の日中両国の政治制度
第12章 アメリカへの影響
第13章 何をなすべきか
解説 日本は危機回避の出発点に立てるのか
訳者あとがき