季刊 東北学 [第2期・第20号(2009年夏)]
現代に活かすことのできる伝統とその可能性
- 定価
- 2,096円(本体 1,905円)
- 刊行
- 2009/08/01
- ISBN
- 9784760135844
- 判型
- A5
- ページ数
- 202
- ジャンル
- 政治・経済・社会・教育・民族
内容・目次
内容
「ひとつの日本」から「いくつもの日本」へ。1999年山形の地よりその産声を上げ、従来の地域学に革新をもたらしてきた「東北学」。今号の特集は「環境と景観」
目次
座談会 自然環境との関係をどう構築するか 一万年の歴史の中で景観を読むこと 辻誠一郎・横張真・田口洋美
論考
・むらの景観の秩序 民俗地理学の視点から 今里悟之
・北上山地の景観と環境 山里の暮らしが作った景観 岡恵介
・レトロ建築と都市景観 歴史的建築とそれを取り巻く景観の議論 志村直愛
・中世松島の景観 学びの折節をふりかえって 入間田宣夫
・近世象潟の景観 初期象潟図と景観保全 長谷川成一
・縄文ランドスケープ ヤマと二至二分の関係を中心として 大工原豊
連載
・色川大吉「東北民衆史の水脈」
・野本寛一「民俗学の眼」
・高光敏「済州島の民俗」
・安井清子「ラオス・山からの伝言」
・東北文化研究センター編「絵はがきに見る東北・日本・アジア」
・内藤正敏「写真曼陀羅」