ドラゴンゲート [上巻]
新時代感覚で描く、純愛ファンタジー超大作
- 定価
- 2,090円(本体 1,900円)
- 刊行
- 2009/02/01
- ISBN
- 9784760134885
- 判型
- 四六判
- ページ数
- 408
- ジャンル
- 文学・エッセイ・ノンフィクション
内容・目次
内容
ずっとずっと昔、さまざまな種族がともに栄えていたころ、ドラゴンはあらゆる民から、神さまのように尊敬されていた。しかし、ひとつの種族、すなわち人間だけがあらゆるものを支配するようになり、いつしかエルフ以外の種族はすべてほろぼされてしまった。そして、人間どうしの戦争がはじまると、聖なるドラゴンは、戦闘の道具として狩り出され、人間の奴隷のようになってしまったのだった――。それからまた長い年月がすぎた。人間が住む世界では、強大なドラゴン部隊を持つ大国ハラドーンが、敵対するミルドハン国に次々と勝利をおさめていた。この時、ドラゴンの運命をめぐる不思議な物語は、すでにはじまりの刻を告げていた……。
16歳の時の作品で長編デビューし、ドイツ・ファンタジー界を震撼させた天才少女が満を持して刊行したドラゴン大作。大きな運命に選ばれた人間の少年二人と、強い意志を秘めた二人の王女が編み上げる、悲劇と感動の純愛ファンタジー。
目次
<上巻目次>プロローグ
☆戦争の章
1:旅立ち 2:平和の娘 3:岩の洞窟 4:ハラドーンの王 5:苦難の時 6:予言 7:木材 8:人間の少年 9:闇の王国 10:始まり
☆レヴィンの章
11:マイスター・モロク 12:墓どろぼう 13:逃亡 14:ロゴント 15:最初の日、最初の夜 16:ドラゴン厩舎で 17:調教師たち 18:王の訪問 19:腕輪 20:アルドヘス
☆小さな女神の章
21:森林のかなた 22:霧の中で 23:とらわれた娘 24:エラナー 25:オークの輪で