柏書房株式会社KASHIWA SHOBO

百姓の力 江戸時代から見える日本

日本の社会をつくりあげた基盤がここにある

定価
2,420円(本体 2,200円)
刊行
2008/05/01
ISBN
9784760133369
判型
四六判
ページ数
244
ジャンル
歴史・地理

内容・目次

内容

江戸時代の主役であった百姓層。総人口の8割を占めるに至った彼らの存在なくして幕藩体制は成立しない。年貢の厳しい取立てにも巧妙に対応し、したたかに生きた百姓たちの実態と村のすがたを、村落史研究の第一人者がわかりやすく描いた江戸時代入門書。


[本書のおもな内容]


はじめに◎江戸時代の村と現代社会


第1章 なぜ村に古文書が大量に残されたのか


第2章 江戸時代の村はこうして生まれた


第3章 土地は誰のものだったのか


第4章 暮らしを支える山野の重要性


第5章 年貢はどのように取られたのか


第6章 江戸時代の村落共同体とは何か


第7章 領主は村とどう関わったのか


第8章 結び合う村と村


第9章 村人の世界はどこまで広がっていたのか


第10章 村はどう変わっていったのか


おわりに◎近代への展望