売買春と女性 大正・昭和の風俗批評と社会探訪―村嶋歸之著作選集〈第4巻〉
賀川豊彦を世に送り出した、天性の記者魂がよみがえる!
- 定価
- 6,380円(本体 5,800円)
- 刊行
- 2004/12/01
- ISBN
- 4760126155
- 判型
- A5変
- ページ数
- 450
- ジャンル
- 政治・経済・社会・教育・民族
内容・目次
内容
実態の解明なくして対策も福祉もあるものか。ブルジョア社会の産物として生まれた売淫の実相を中心に、裏社会に生きる女性たちの姿を街中に追う。
目次
本書の主な構成◆歓楽の墓
◆聖書に現れたる売淫
◆婦人売買禁止と日本
◆密売淫の一考察
◆公娼制度を一蹴せよ
◆堕胎より産児制限へ
◆公娼制度と婦人
◆売淫論
◆娼妓の生活
◆淫売婦の生活
◆無産婦人の内職調査
◆農業労働婦人の現状
解説 佐藤八寿子(京都女子大学非常勤講師)
解題 井上章一(国際日本文化研究セノター勤務)