柏書房株式会社KASHIWA SHOBO

協調会の研究

従来の「負のイメージ」を払拭して再評価を試みる

定価
5,720円(本体 5,200円)
刊行
2004/02/01
ISBN
476012487X
判型
A5
ページ数
380

内容・目次

内容

「労使協調会」「産業報国会の生みの親」など、社会労働運動史の定説では否定的に語られてきた協調会を再検討し、協調会設立85周年の機会に新たな協調会イメージを創出する、画期的な共同研究の成果。


目次

《主な目次》序章 協調会研究の現状(高橋彦博)

第1部 協調会の調査事業

第1章 協調会における社会調査(高橋彦博)

第2章 協調会の組織動向と労働課(梅田俊英)

第3章 農村課の組織と調査事業(横関 至)

第2部 協調会の調査報告

第1章 労働調査報告(梅田俊英)

第2章 農村調査報告(横関 至)

第3章 生活調査報告(高橋彦博)

第3部 協調会の人たち

【人物紹介】協調会幹部のプロフィール(高橋彦博)

【人物記録】協調会職員の動静(横関 至)

【人物研究】1 戦時下の協調会と村山重忠(梅田俊英)

【人物研究】2 協調会農村課長・松村勝治郎(横関 至)

第4部 協調会の戦中・戦後

第1章 産業福利協会から協調会産業福利部へ(梅田俊英)

第2章 町田辰次郎と協調会(横関 至)

第3章 協調会の解散から中央労働学園の設立へ(高橋彦博)


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