フランスの空に平和のつるが舞うとき 私のパシフィスト宣言
フランスはなぜ、イラク戦争反対の意思を貫けたのか?
- 定価
- 1,760円(本体 1,600円)
- 刊行
- 2003/07/01
- ISBN
- 4760124012
- 判型
- 四六判
- ページ数
- 256
- ジャンル
- 歴史・地理
内容・目次
内容
ヒロシマのある国から核保有国に嫁いだ美帆。留学先での恋愛、結婚、そして平和主義者(パシフィスト)へ。ピース・アニメ『つるにのって』を制作・指揮した女性の、平和へのしなやかな感受性が共感を呼ぶ反戦ウェーブ・エッセイ。
【著者紹介】
1949年生まれ。静岡県出身。在仏28年。現在パリ郊外マラコフ市在住。フランス国内で、被爆写真集の普及・原爆図書の翻訳・原爆記録映画『予言』上映運動などに取り組む。被爆医師を招き、国営テレビ・フランス2での討論番組を実現。フランス平和自治体協会顧問。「ピースアニメ」の会を設立、『つるにのって』(日・仏・英版)のアニメ原案作成・製作のイニシアティブを取る。アニメは国連やユネスコ本部など各国で上映され72カ国に普及する。著作として『つるにのって とも子の冒険』『ジャン・リュルサ 世界の歌』など。2000年度「朝日歌壇賞」も受賞。