柏書房株式会社KASHIWA SHOBO

井上円了・外道哲学 漢訳経典によるインド哲学研究

唯一の漢籍経典研究の成果

定価
13,200円(本体 12,000円)
刊行
2003/04/01
ISBN
4760123539
判型
A5
ページ数
813

内容・目次

内容

「外道哲学」とは仏教以外の印度の哲学を意味する。西洋の学者が印度の原典研究を進めるなか、あえて漢訳経典に限定したことによって、本書は現在では類例のない固有の研究価値をもっている。訓読文、文献目録、索引も充実



目次

【主要目次】

外道哲学

緒言

分科全図

参考引用書目

第一編 緒論

第一章 印度論

第二章 四姓論

第三章 五明論

第四章 声明論

第五章 因明論

第六章 毘陀論

第二編 総論

第一章 外道分類論

第二章 外道諸派論

第三章 外道諸見論

第四章 外道年代論

第三編 各論第一 客観的単元論

第一章 四大論

第二章 極微論

第三章 方時論

第四編 各論第二 客観的複元論

第一章 声 論

第二章 天 論

第三章 一因論

第四章 自然論

第五編 各論第三 主観的単元論

第一章 人計外道論

第二章 知計外道論

第三章 我計外道論

第六編 各論第四 主観的複元論

第一章 四大外道総論

第二章 尼(ケン)子・若提子外道論

第三章 勝論外道論

第四章 数論外道論

第七編 結 論

第一章 外道諸派結論


解説 井上円了の生涯と思想 田村晃祐(東洋大学名誉教授)

解説 井上円了の「外道哲学」 立川武蔵(国立歴史民俗博物館教授)

解説 井上哲次郎「印度哲学史」草稿と井上円了の「外道哲学」 清水 乞(東洋大学文学部教授)

引用仏典等と大蔵経等との対照表 

仏典略称・別称一覧

著者別書名一覧

索引 事項・人名索引(2)書名索引(20)