[協調会史料]日本社会労働運動資料集成 第Ⅱ期 [1931年~1940年]
未整理のまま大原社会問題研究所に眠っていた30年代協調会史料をマイクロフィルム化!!
- 定価
- 1,650,000円(本体 1,500,000円)
- 刊行
- 2002/12/01
- ISBN
- 4760123016
- 判型
- ページ数
- ジャンル
- 資料集・史料集・地図
内容・目次
内容
1919年の設立以来、社会政策・社会運動の調査研究、政策提言、労働争議の仲裁 ・和解など多岐にわたって活動し、調査研究資料を残した協調会は、常務理事が交代 した1931年を境に【第Ⅰ期】と【第Ⅱ期】に区分される。本資料は日本社会の動 態観察・動向測定を担った第Ⅱ期協調会が作成した戦時体制下の争議報告を中心とし ており、今後30年代の社会労働運動、さらには日本社会を研究するうえでも不可欠 となる一次資料である。さらに、先に刊行した「労働課・情報課保存版 日本社会労 働運動資料集成」(第1期)とあわせて、大正期から昭和戦前期までを網羅する協調 会史料の根幹が明らかとなる。
【本資料の特色】
● これまで未整理のため閲覧不能だった協調会本部・支所・出張所保管の30年代原資料を系統立ててはじめて公刊。
● 日本社会労働運動資料集成 1920年代~1930年代』(柏書房刊)とあわせることで、大正末から戦時期までの労働運動の経過が把握できる。
● 戦時体制下の争議・労働組合運動・農民運動の動向が企業レベル、末端組織レベルまでわかる。
● 内務省社会局や警察の調査資料からは読み取れない細部にまで調査・分析が及んでいる原資料が多数収集・ファイルされている。
● 的確な解題、詳細な収録リスト一覧、検索用デジタルデータ(付録)により膨大な資料の活用が自在にできるようになった。
推薦します
アンドルー・ゴードン ハーバード大学ライシャワー研究所所長
伊藤晃 千葉工業大学教授
島田昌和 文京学院大学教授
田中真人 同志社大学人文科学研究所教授