アホでマヌケなアメリカ白人
ブッシュ大嫌い人間激笑のノンフィクション
- 定価
- 1,760円(本体 1,600円)
- 刊行
- 2002/10/01
- ISBN
- 476012277X
- 判型
- 四六判
- ページ数
- 312
- ジャンル
- 芸術・芸能・実用
内容・目次
内容
「俺たちの良心は、こんな馬鹿どもを許すことなんかできないのだアアアア!!」広がる貧富の差、たてまえの平等、虚構の「愛」にあふれたアメリカの真実をさらけ出したがために、9・11以後にもかかわらず全米ミリオンセラーとなってしまった、天才プロデューサーの手になる「お笑いブッシュinUSA」。
*ムーア新作映画配給会社との宣伝タイアップ決定!
2003正月第2弾恵比寿ガーデンシネマ他にて順次全国ロードショー
《ボウリング・フォー・コロンバイン》
監督・脚本・主演 マイケル・ムーア
コロンバイン高校銃乱射事件を通してアメリカ銃社会を一笑両断!
*配給:ギャガ・コミュニケーションズ
◇著者紹介
マイケル・ムーア(Michael Moore)
批評と笑いの精神に溢れるジャーナリスト兼映画監督その他。
1954年ミシガン州のGM(ゼネラル・モータース)城下町フリントに生まれる。10代から政治活動に目覚め、22歳の時ラディカルで洒落の効いたジャーナリズムを目指した地域紙『フリント・ボイス』を創刊、以後10年間編集長兼記者として活躍する。1989年地元GM工場の大量解雇を題材に撮った自主ドキュメンタリー映画《ロジャー&ミー》が批評家から高い評価を受け、それ以後、TVプロデューサー、映画監督、俳優、放送作家、シナリオ・ライター、進歩派ジャーナリストと八面六臂の活躍を続けるマルチ・タレントとなる。2002年発表の反銃社会ドキュメンタリー映画《ボウリング・フォー・コロンバイン》は、カンヌ映画祭で第55回記念特別賞を受賞。他のベストセラーにDownsize This! がある。トレードマークは野球帽。
目次
9・11テロについて使い捨てライターが教えてくれること―初版刊行後の補遺
プロローグ――何でこんなことになっちまったんだ?
1 まさに、アメリカ的クーデター
クーデター参加者の面々
反クーデターの手引き
2 拝啓 ジョージ殿――「大統領」ジョージ・W・ブッシュへの公開書簡
3 ダウがダウンでアップアップ
4 白人どもを殺せ
アメリカ白人のサヴァイバル術
黒人のためのサヴィヴァル術
5 バカたれどもの国
逃走的学生であることをやめ、闘争的学生になる方法
6 ちきゅうにやさしくキビシイ話
7 男たちへの挽歌
男性が絶滅をまぬがれる方法
女性が男性なしに生き延びる方法
8 ウィ・アー・ナンバー・ワン!
聖地パレスティナ
グレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国
旧ユーゴスラヴィア
北朝鮮
9 巨大でシアワセな牢獄
10 脳死寸前民主党
11 人民の祈り
エピローグ――奴が「大統領職」に就いていやがるのは俺の責任なんだ……