四日市公害 その教訓と21世紀への課題
公害、薬害はなぜ繰り返されるのか
- 定価
- 4,180円(本体 3,800円)
- 刊行
- 2002/02/01
- ISBN
- 4760121994
- 判型
- A5
- ページ数
- 304
- ジャンル
- 政治・経済・社会・教育・民族
内容・目次
内容
医師としてあるいは行政側責任者として終始四日市公害に取り組んできた著者による回想とその総括。社会的政治的ダイナミクスのなかで日本の環境政策の大転換をせまった四日市公害の経験は国際的意義をもっている。数々の秘話を明らかにしつつ、世界的な視野で四日市公害の本質と意味を描く。
目次
主要目次1 はじめに/2 四日市石油コンビナートの建設/3 異臭魚問題/4 大気汚染/5 四日市喘息/6 黒川調査団/7 公害認定制度/8 四日市公害訴訟/9 総量規制/10 公害健康被害補償法の成立/11 環境基準の達成/12 公害回復事業/13 窒素酸化物問題/14 クウェート油田火災/15 ICETTの設立/16 終わりに――四日市公害から地球環境問題へ/日本公害史における貴重な道標(橋本道夫)