忘れられた明治人 都新聞で読む百年前の東京
抱腹絶倒、でもちょっと哀しい明治人
- 定価
- 2,640円(本体 2,400円)
- 刊行
- 2002/04/01
- ISBN
- 4760121544
- 判型
- 四六判
- ページ数
- 208
- ジャンル
- 政治・経済・社会・教育・民族
内容・目次
内容
夫婦喧嘩、巷の騒動、間抜けな泥棒、逃げた花嫁、巡査と庶民の悶着などなど明治の庶民も騒がしく生き抜いてきた。『都新聞』の三面記事を精選し、それぞれに軽妙な解説を付す。日本人はどこまで「進歩」したのか? ジャーナリズムは「向上」したのか? あなたは明治人を笑えますか? 忘れられかけた「明治言葉」も摘出し解説する。
目次
主要目次Ⅰ 家庭の騒動――女房/亭主/子ども/娘 Ⅱ 市井の人々――若者/女学生/隣の人/男と女/小悪党 Ⅲ 其筋の面々――泥棒/巡査/車夫/士族/坊主/街の女 Ⅳ 怪しいお話――新聞記者/お偉方/田舎者/奇人/犬猫鳥獣 番外 明治の物価事情