柏書房株式会社KASHIWA SHOBO

学校とはなにか 第1巻

定価
3,418円(本体 3,107円)
刊行
1995/12/01
ISBN
4760112146
判型
ページ数
280

内容・目次

内容

日本の学校の新たな課題と可能性を求めるシリーズ第1巻。現代学校論の基本的な課題を明確にし,学校の社会的な機能の分析に新たな視点を提示。
【執筆者】堀尾輝久・奥平康照・児美川孝一郎・寺崎弘昭・鈴木聡・田中昌弥・杉浦正幸・西平直


目次

第一部 現代学校論の課題1章 学校の現在と学校論の課題―本講座への序  堀尾輝久

2章 学校論の転換―現代学校のゆらぎと可能性  奥平康照

3章 戦後学校編の到達点と課題―〈精度としての学校〉認識を中心に  児美川孝一郎

 第二部 現代学校の機能とその行方

4章 近代学校の歴史的特異性と〈教育〉―「学校」の近代を超えて  寺崎弘昭

5章 岐路に立つ国民共通教養  鈴木聡

6章 知育における《形》と《開かれ》  田中昌弥

7章 戦後学校における共同・自治能力の形成  杉浦正幸

8章 選別・競争・アイデンティティ―階段のぼりのメタファー  西平直

 あとがきに代えて  奥平康照