柏書房株式会社KASHIWA SHOBO

武器としての宣伝

定価
4,058円(本体 3,689円)
刊行
1995/03/01
ISBN
4760111409
判型
ページ数
272
ジャンル
歴史・地理

内容・目次

内容

スターリン粛清の嵐が吹き荒れるなか,謎の死を遂げた左翼出版界の大物ミュンツェンベルク。1937年フランスで密かに出版された本書は,今なお伝説的に語られるナチ宣伝のデマを分析,解体せんとする意志につらぬかれている。本邦初訳。


目次

序章  宣伝とは何か第1章 「普通の男」とその救世主

第2章 宣伝は伝説を作り出す

第3章 民族的空文句―民族的裏切り

第4章 宣伝太鼓に従う青年

第5章 「目覚めよ、ヨーロッパ」

第6章 社会的デマゴギー

第7章 敵から容赦なく盗用する

第8章 戦術的手順

第9章 宣伝としての暴力

第10章 宣伝は無垢なる者を殺す

第11章 模範的な嘘

第12章 バターの変わりに大砲を!

第13章 宣伝の手段としての組織

第14章 反対宣伝の攻勢