為替理論と内国為替の歴史
- 定価
- 2,990円(本体 2,718円)
- 刊行
- 1990/11/01
- ISBN
- 4760106251
- 判型
- ページ数
- 256
- ジャンル
- 政治・経済・社会・教育・民族
内容・目次
内容
為替理論研究の視点で,為替制度の発生した中世の鎌倉時代弘安年間から,明治維新以後における近代的信用制度の一環として内国為替制度が確立するまでを,総合的に取り上げた初めての研究。
目次
第1章 為替理論と信用制度 為替理論の展開と「体系プラン」
「為替原理」と為替取引
第2章 わが国中世為替制度の発生と展開
中世前期の為替制度
中世後期の為替制度
第3章 わが国近世の為替制度とその展開
近世経済の発達
貨幣・信用制度の発達
為替制度の成立と展開
第4章 明治初期内国為替制度の形成
維新の混乱と内国為替取引
近代的信用制度の形成と内国為替取引
明治初期内国為替制度の諸問題
第5章 近代的信用制度と内国為替制度の確立
近代的信用制度の成立
成立期日本銀行の役割と営業政策
内国為替制度の確立と展開
索引