【大反響の新刊『生け雑草』】(2019年5月9日更新)
◆「ちょっと道草、小さなしあわせ」
あじさいが大きな花を咲かせる梅雨を経て、夏~秋は雑草の最盛期。そこらへんにもうどんどん生えてくるから出会いと観察にはもってこいの時期。邪魔だなあ、地味だなあ……いえいえ、同じ目線で眺めてみましょう。
可憐に花をつけているもの、これでもかと見事な葉を茂らすもの、細いけどシャンとした茎で風に逆らっているもの…わざわざ特別な場所に行く必要もありません。普段、通り過ぎる道端、そこに野の花は咲いています。
そんな、ほんわり幸せ空気をお家に持ち帰ってみましょう。
部屋に自然が加わるだけで、ストレスなどで凝り固まった疲れが少しだけ癒されます。そして明日も頑張れるかもしれない――そんな気持ちにしてくれる提案集「生け雑草」です。
◇2019年4月21日に杉戸町立図書館「自然観察&生け雑草ワークショップ」が開催されました!
ワークショップの様子は杉戸町ホームページにて公開中です。
http://www.town.sugito.lg.jp/cms/page12358.html
【ページ見本】
◆本書は著者の小林南水子さんがご自身のinstagramに投稿していた写真をもとにつくられました。
小林さんはこの本を通じて「ルールや形にとらわれることなく、自由なやり方で、気軽に取り組んでみてください」と伝えています。肩の力を抜いて、暮らしに緑を取り入れてみませんか。
☆読者様から寄せられた「生け雑草に挑戦してみた」写真を少しだけご紹介!
・本書の刊行に先行して、全国のモニター読者様から寄せられた「生け雑草に挑戦してみた」写真を、読者様からのお声と、著者・小林さんのコメントと共に紹介いたします♪
【読者よりひとこと】
みょうが、筍、他野菜の葉っぱをワインボトルに飾ってみました。(甲府市・Aさん)
【小林さんより】
茗荷や野菜の香りがしてきそうです。ワインボトルのラベルも素敵なデザインが多く楽しめますね。写真の構図も楽し気で一緒にあれこれと生けているようです。
【読者よりひとこと】
アジアンテイストにまとめました♪(甲府市・Hさん)
【小林さんより】
水の入れられない籠などもこうやって中におとしをいれてあげれば草花を生けることが出来ますね。形の違う葉が自由きままな姿でチャーミング。下に敷いた布の柄の色と合っていて爽やかです。
【読者よりひとこと】
家のまわりでたくさん咲いているドクダミ。シャンパングラスに生けてみました(甲府市・Aさん)
【小林さんより】
ドクダミがシャンパングラスに生けられて、ちょっとお洒落な雰囲気になりましたね。イネ科の草が空に伸びているよう、後ろからちょっとのぞく紫色の小さな花が可愛いです。
【読者よりひとこと】
庭で見つけた黄色い花とねこじゃらし♪(甲府市・Tさん)
【小林さんより】
野げしのトゲトゲの葉と猫じゃらしのまっすぐな葉の取り合わせが面白いですね。花の黄色が部屋を明るくしてくれそう。花を入れた器が個性的で野げしにぴったりですね。
【読者よりひとこと】
なでしこと庭の雑草をあわせました(甲府市・Tさん)
【小林さんより】
さらさらと伸びたイネ科の草に花の濃いピンク色がアクセントになりましたね。地味になりがちな草も園芸種の花を添えると明るい雰囲気になります。
【読者よりひとこと】
梅雨入り前の道端で、お散歩の途中見つけた雪の下です(甲府市・Tさん)
【小林さんより】
楽しかった散歩の様子が感じられます。雪の下の白い花がピンク色のカタバミの花に舞う蝶のようです。
【読者よりひとこと】
ハルジオン、花びんに生けるとかわいいね(甲府市・Tさん)
【小林さんより】
「貧乏草」とも呼ばれるハルジオンですが、可憐ですね。花が光の方に向いて力強さも感じます。黒いシンプルな花瓶が素朴な花を引き立てていますね。
【読者よりひとこと】
美味しくいただいた可愛いプリンの器に、ドクダミ・エノコログサを添えて生けてみました(甲府市・Kさん)
【小林さんより】
御簾越しの抑えた光の中で、濃い緑の葉にドクダミの白い花が浮き立って印象的です。「美味しく頂いたプリン」が気になります……。
【読者よりひとこと】
思い出のある器に、撫子とアイビーで食卓を彩ってみました(甲府市・Nさん)
【小林さんより】
食卓に涼しい風が吹き抜けるようです。思い出のある器もしまい込まずに草花を生けたりして日々使う事は嬉しいですね。
【読者よりひとこと】
ワイングラスに青のビー玉と黄色のデイジーで少し夏気分(中央市・Kさん)
【小林さんより】
夏にぴったりの生け方ですね。ビー玉は目に涼し気ですし、花留めにもなります。グラスの後ろもブルーで黄色い花が引き立ちますね。
【読者よりひとこと】
里山の散歩道にあるアカツメクサとシロツメクサが主役です(北杜市・Tさん)
【小林さんより】
「里山の散歩」とでも名付けたい花束ですね。素朴な賑やかさと楽しさが溢れています。花を入れた瓶も普段着感覚でピッタリ!
【読者よりひとこと】
升にヤグルマギク、ヒメジョオン、つるの葉を入れて少し和の気分。荒川の土手でつみました(中央市・Oさん)
【小林さんより】
藍色のヤグルマギクと白いヒメジョオンが升の自然の色ととても合っていて、見ていて和みます。葛の葉の遊ばせ方が楽しいです。
☆「生け雑草に挑戦してみた」につきましては、随時更新いたします。お楽しみに♪
◆こんな生け方、こんな見せ方があるんだと「生け雑草」は教えてくれます。
さあ、あなたも『生け雑草』をはじめてみませんか♪