そいつを黙らせろ プーチンの極秘指令
自らの過去を知る同僚・恩師を次々に葬り去ってきた、無表情の独裁者は、いかにして最高権力を手にしたか?
- 定価
- 2,860円(本体 2,600円)
- 刊行
- 2013/06/01
- ISBN
- 9784760142828
- 判型
- 四六判
- ページ数
- 412
- ジャンル
- 文学・エッセイ・ノンフィクション
内容・目次
内容
政界進出のきっかけをつくった恩師の突然死、放射性物質ポロニウムで毒殺された元KGB職員、反プーチンの論陣を張って何者かに射殺された女性ジャーナリスト、亡命中の英国で疑惑の死を遂げた実業家――。
プーチン政権下で次々に起きる奇怪な事件の核心を、関係者への取材であぶり出す。プーチンのブラックリストに載るジャーナリストが、謎多き独裁者の素顔と権力掌握術を幼少期からたどって暴いた、決死のノンフィクション。
目次
まえがき1章 偶然に誕生した大統領
2章 選挙戦
3章 ワルという自伝
4章 かつてスパイだった男
5章 クーデターと改革運動
6章 改革者の末路
7章 メディアが死んだ日
8章 民主主義の崩壊
9章 テロの統治
10章 あくなき強欲
11章 ソビエト連邦への回帰
終章 十二月の一週間
あとがき/謝辞/訳者あとがき/原注/訳注索引