戦前期台湾火災保険特殊地図集成2 台南・嘉義・高雄・屏東・花蓮港
詳細なデータが読み取れて、都市の歴史的変遷が検証可能となる一次資料。
- 定価
- 110,000円(本体 100,000円)
- 刊行
- 2018/04/24
- ISBN
- 9784760149520
- 判型
- その他・規格外
- ページ数
- 282
- ジャンル
- 資料集・史料集・地図
- シリーズ
- 戦前期外地火災保険特殊地図集成(全3期)
内容・目次
内容
いままで存在が知られていなかった外地の「火災保険特殊地図」(1933~34年、地図研究所作成)が、編者によって千代田区立日比谷図書文化館で発見された。従来の外邦図は縮尺が小さく、詳細なデータは読みとれなかったが、保険料率算定のために作製された大縮尺(1/1200~1/2000)の火災保険特殊地図には、住居の所有者や建物の構造や名称、用途、道路の幅員や消火栓の位置などが詳細に記載されている。そのため、かつての市街地の復元や現状との歴史的比較が可能となり、広範な研究分野で活用可能なきわめて貴重な情報源となる。
台湾編と樺太編をあわせて全3回での復刻を予定。第1回には台湾編①として台北・基隆・台中・彰化を、第2回には台湾編②として台南・嘉義・高雄・?東・花蓮港を収録する。
《編集・解説》
辻原万規彦 Makihiko TSUJIHARA
熊本県立大学教授
青井哲人 Akihito AOI
明治大学教授
《解説》
廖?銘 Hsiung-Ming LIAO
中央研究院人文社会科学研究中心研究副技師
★内容を紹介したパンフレットがこちらよりダウンロードできます。