うれしい! 「きもち」と「なまえ」
話せる手って、すごい。手話は究極のボディ・ーランゲージ
- 定価
- 1,320円(本体 1,200円)
- 刊行
- 2003/12/01
- ISBN
- 4760124675
- 判型
- ページ数
- 56
- ジャンル
- 芸術・芸能・実用
内容・目次
内容
手話は耳の不自由な人のためだけじゃありません。離れた場所、喧騒のなか、水中など、社会で役立つイマジネーションゆたかな交感ツールです。「五感の音楽」をテーマにするアーティストのさとうけいこさんと、人気絵本作家のさわだとしきさんとの素敵な競作。
「おはようございます みなさん」まえがきより
【本書の特長】
☆子供でも大人でも、直感的に手話を覚えることができる、2色刷による5感にやさしい造本。
☆「すき」と「なりたい」、「うれしい」と「たのしい」、「なつ」と「あつい上「ふゆ」と「さむい」など、同じ表現による手話を並べて構成。楽しい楽しいボディ・ランゲージとしての手話の魅力が満載
☆実用的な「ゆびもじあ・い・う・え・お50音表」も付いています。
さとう けいこ(佐藤慶子)
作曲家。メディア・ワークス主宰。五感の音楽を提唱し、作曲、映像、音彫刻、音楽劇の創作やコンサート、パフォーマンスを展開。あわせて執筆を行う。また「SIGHT 映像展」をプロデュースするなど幅広く活躍。著書:『五感の音楽』(ヤマハミュージックメディア)、『てではなそう きらきら』(沢田としき絵、小学館・第8回日本絵本賞読者賞)、『てではなそう てでうたおう』(ともに小学館)、ピアノ曲集『LOVE PIECES』(全音楽譜出版社)。CD:「アイ・ラヴ・フレンズ」(BMGファンハウス)、映画音楽:「アイ・ラヴ・ピース」ほか。キリンアートアワード奨励賞受賞。
さわだ としき(沢田としき)
イラストレーター。1959年青森県生まれ。阿佐ヶ谷美術専門学校卒業。デザイン会社K2を経て独立。幅広く活躍中。絵本の仕事に『アフリカの音』(講談社・’96日本絵本賞)『ほろづき』(岩崎書店)。共著に『土のふえ』文・今西祐行(岩崎書店)『つきよのくじら』文・戸田和代(鈴木出版)『てではなそう きらきら』文・佐藤慶子(小学館・第8回日本絵本賞読者賞〉『ひつじのメイ・ぼくのパパとママ』文・穂高順也(キッズメイト〉『おひさまがしずむ』文・越智典子(ちいさなかがくのとも2003年9月号・福音館)など多数。
よないやま あきひろ(米内山明宏〉
演出家。ろう俳優。手話翻訳講師。日本ろう者劇団代表.(有)手話文化村代表取締役。1981年「日本ろう者劇団」を設立。アメリカン・デフ・シアターの契約俳優として、全米・日本で公演。帰国後は「カスパー伝説」等の幻想視覚演劇の演出や手話狂言などで活躍。1997年より4年間、NHK「みんなの手話」に講師として出演。1999年映画「アイ・ラブ・ユー」の監督。著書:『手話は語る』(評伝社)『プライド』(法研)ほか多数。文化庁芸術祭賞など数々の賞を受賞。