柏書房株式会社KASHIWA SHOBO

北緯44度 その駅の名は北浜

北海道の果て、朽ちてゆく物の輝き

定価
1,430円(本体 1,300円)
刊行
2004/01/01
ISBN
4760124780
判型
四六判
ページ数
144

内容・目次

内容

やってくる。人はやってくる。たずさえてきた視線がときはなたれる、この場所へ。わたしは駅。小さな無人の駅…雪、湿原、氷の海・再生…そしてあっけない夏。オホーツク海に一番近い駅のモノトーンと色彩のフォト・ポエジー


【北浜駅】釧路~網走間を3時間あまりで結ぶJR釧網本線のオホーツク海沿いに位置する。開業は1924(大正13)年、1984年に無人化。プラットホームから流氷が間近に眺められる駅としてしられ、喫茶室も設けられている。なお、同タイプの古い駅舎として藻琴、止別などが前後する。