季刊 東北学 [第2期・第1号(2004秋)]
《東北なるもの》の豊穣、知と地のネットワークが再始動!
- 定価
- 2,096円(本体 1,905円)
- 刊行
- 2004/11/01
- ISBN
- 4760126473
- 判型
- A5
- ページ数
- 200
- ジャンル
- 政治・経済・社会・教育・民族
内容・目次
内容
「ひとつの日本」から「いくつもの日本」へ。1999年山形の地よりその産声を上げ、「汝の立つ所を深く掘れ、そこに泉あり」(伊波普猷)を座右の銘に、従来の地域学に革新をもたらしてきた「東北学」。それから5年、今や全アジアに張り巡らされた地下水脈が、新しい装いとともにその姿をあらわすときがやって来ました。記念すべき第2期第1号は、「東北学」創刊号の巻頭シンポジウムに登場した、故網野善彦の追悼特集です。
目次
【特集】〈国史〉を越えて 網野善彦追悼巻頭座談会<歴史と民俗のあいだ―網野史学をどう評価するか>
谷川健一・山折哲雄・赤坂憲雄
論考――色川大吉・峰岸純夫・原田信男・子安宣邦・川村湊・三浦祐之・鶴見太郎・中村生雄・小島亮
★注目の新連載――風土の旅人たち(赤坂憲雄)、済洲島の民俗(高光敏)、雄飛する風景(長谷川龍生)、ラオス 山からの伝言(安井清子)
☆グラビア新連載――グレートジャーニー[人と文化の間](関野吉晴)