破綻した神 キリスト
聖書研究の第一人者が下した最終結論!
- 定価
- 2,420円(本体 2,200円)
- 刊行
- 2008/04/01
- ISBN
- 9784760133338
- 判型
- 四六判
- ページ数
- 340
- ジャンル
- 哲学・宗教・心理
内容・目次
内容
全知全能の神がいながら、なぜこの世から苦しみや悲しみがなくならないのか。ホロコーストやカンボジアの大虐殺は神の意思なのか。──聖書研究の第一人者である著者が、キリスト教教義の成立過程を考察し明らかにしていく、その矛盾・欠点・問題点。悪いのは神なのか? 人間なのか? そして著者のキリスト教信仰を捨てさせた、その理由とは?
目次
第1章 人の苦しみと信仰の危機第2章 怒れる神の手の上の罪人たち
第3章 さらなる罪にさらなる怒り
第4章 罪の帰結
第5章 大いなる善の神秘
第6章 苦難の意味は
第7章 最後に神は勝つ
第8章 黙示思想の発展
第9章 人はなぜ苦しむのか