季刊 東北学 [第2期・第24号(2010年夏)] 特集:旅学の時代へ
旅に学ぶ、から、旅を学ぶ、へ
- 定価
- 2,096円(本体 1,905円)
- 刊行
- 2010/08/01
- ISBN
- 9784760138661
- 判型
- A5
- ページ数
- 216
- ジャンル
- 政治・経済・社会・教育・民族
内容・目次
内容
故郷/異郷のはざまに、あるいは、定住/漂泊・遍歴・彷徨のはざまに、あたらしい時代の風景がやがて姿を現わすことだろう。それぞれの旅のフィールドから、「旅学」の明日に眼を凝らしてみたい。旅に学ぶ、から、旅を学ぶ、へ。もうひとつの旅学の時代が幕を開けようとしている。
目次
対談 新たな旅の風景の発見 東北・文芸・フォークロア 佐伯一麦・赤坂憲雄
エッセイ・論考
・旅と定住 塩野米松
・旅の季節 池内紀
・「父たち」の待つ村への旅 私のアフリカ経験から 安渓遊地
・探検という旅 ヒマラヤ山地行 神崎宣武
・ドキュメンタリーは出会いの旅 原村政樹
・Strangeography 旅/物語 菅啓次郎
・山への旅、風来の旅 飯田辰彦
・フリーライターの旅 今を記録するということ かくまつとむ
・旅とは地球に感謝すること 内田正洋
・岡本太郎のアングルを旅する 張 大石
・バグダッド追想 安斎正人
連載
・色川大吉「東北民衆史の水脈」
・稲垣尚友「東シナ海の古層」
・木村 文「アジアの風の中で」
・金 利恵「あの頃のこと」
・高光敏「済州島の民俗」
・李恵燕「モノからみる韓国」
・内藤正敏「写真曼陀羅」