中外物価新報 復刻版 〔第2回配本〕 (全6巻) 明治14年~16年
日本近代の経済活動をリードした新聞
- 定価
- 253,000円(本体 230,000円)
- 刊行
- 1999/11/01
- ISBN
- 4760118454
- 判型
- B4
- ページ数
- 1,536
- ジャンル
- 資料集・史料集・地図
内容・目次
内容
現在の『日本経済新聞』の前身である本紙は、日本の近代的経済活動を克明に記録した。全国統一市場が形成されつつある明治初期、北海道から九州まで各地の物価、取引状況などを詳細に速報している。金銀相場、為替相場、米、生糸などの海外の情報もフォローし、近代的経済活動を刺激した。幕藩体制を脱し、経済統合が進められていく過程を知る最も基礎的な資料である
明治9年に創刊され、今日の日本経済新聞の基礎を築いた本紙は、日本の資本主義の発展を映し出す鏡のような役割を果たしただけでなく、近代的経済活動を促し、先導する役割も果たした。新たな史料探索にもとづき、マイクロフィルムには欠号とされていたものの他、付録類なども大量に補いほぼ完璧な形で明治初期の経済新聞が復刻される。