ビデオ 読書のアニマシオン 日本語字幕スーパーつき
本場スペインでの指導法の実際がビデオでわかる!!
- 定価
- 4,400円(本体 4,000円)
- 刊行
- 2000/05/01
- ISBN
- 4760119388
- 判型
- ページ数
- 14
- ジャンル
- 政治・経済・社会・教育・民族
内容・目次
内容
スペインの<読書のアニマシオン>が、日本語字幕スーパーつきで、はじめてビデオになりました。幼児から大人まで、みんなで参加できる「作戦」の実際と、<読書のアニマシオン>の哲学がここにあります。
子どもは生まれたときから「本の読み手」として成長する可能性を持つと私は確信している――マリア・モンセラット・サルト
■<読書のアニマシオン>の誕生と日本でのひろがり
<読書のアニマシオン>LA ANIMACION A LA LECTURAは、スペインのジャーナリスト、モンセラット・サルトさんと書店主カルメン・オリバレスさんの二人によって考案された、画期的な読書指導法(メソッド)です。スペインや中南米では、これまで約1万名の教員・司書・親たちがこのメソッドの講習を受け、学校図書館や児童館、野外キャンプを含む社会教育の場などで活用してきました。
1984年、このメソッドのなかから生みだされた25の「作戦」をまとめた『読書のアニマシオン』が出版され、1993年にはモンセラットさんたちの長年の活動に対してIBBY朝日国際児童図書普及章が授与されました。
この受賞をきっかけにして、1997年に同書の日本語版(『読書で遊ぼうアニマシオン』佐藤美智代・青柳啓子訳、柏書房刊)が刊行されました。現在スペインにおいては、民間のESTEL文化協会(マリア・ドローレス代表)が教育文化省の委託による「読書推進のための教員養成講座」とESTEL主催の「アニマドール養成講座」の両方でこのメソッドを教えてしいます。2000年5月にはモンセラットさんとマリアさんのお二人が来日講演され、日本でも<読書のアニマシオン>の本格的な研究と実践がはじまりました。(佐藤美智代)