いかにして高次の世界を認識するか
20世紀精神世界の名著の新訳
- 定価
- 2,640円(本体 2,400円)
- 刊行
- 2001/01/01
- ISBN
- 4760119949
- 判型
- 四六判
- ページ数
- 304
- ジャンル
- 哲学・宗教・心理
内容・目次
内容
『テオゾフィー』と並ぶシュタイナーのもっとも代表的な著作。太古より秘儀の場で伝えられてきた霊的な訓練の方法を、現代人のために書物という形で公開した。『テオゾフィー』において客観的に記述された霊的な事実を、すべてのひとが自分自身で霊視できるようになるための具体的な道筋を示す。人生をよりよく生きるための示唆にあふれている。
ルドルフ・シュタイナー=1861-1925年。オーストリアの哲学者。霊学(精神科学)の成果をもとにアントロポゾフィー(人智学)を確立。その業績は哲学や神秘学のみならず教育・医学・農業などの社会実践にもおよぶ。
目次
第三版に寄せる序文(1909年)第五版に寄せる序文(1914年)
1918年版に寄せる序文
いかにして高次の世界を認識するか
秘儀参入の諸段階
秘儀参入
実践的な観点
神秘学の訓練のための条件
秘儀参入のいくつかの作用について
神秘学の学徒の夢の生活に現れる変化
意識の持続性の獲得
神秘学の訓練に伴う人格の分裂
境域の守護者
生と死―境域の大守護者
あとがき(1918年)
訳註
訳者あとがき
索引