証言 「第三帝国」のユダヤ人迫害
ナチの大物から無名の少女まで――虐殺現場に遺されたホロコーストの決定的証言
- 定価
- 4,180円(本体 3,800円)
- 刊行
- 2001/07/01
- ISBN
- 4760120939
- 判型
- A5
- ページ数
- 500
- ジャンル
- 歴史・地理
内容・目次
内容
1933年~45年のナチスによるユダヤ人迫害を、遺された証言により再構成。証言者にはドイツ人のみならず多様な地域の人々が含まれ、また、被害者のみならず加害者のものも収録したため迫害の全体像が浮かび上がる。
目次
ドイツ人とその過去――日本の読者へまえがき
1章 ドイツ、ナチに屈服す(1933年)
2章 11月のポグロム(1938年)
3章 鉤十字支配下のポーランド(1939年―1942年)
4章 東方地域での処刑(1941年―1943年)
5章「強制移住」(1942年)
6章 ヨーロッパ西部におけるユダヤ人の強制移送(1940年―1944年)
7章 アウシュヴィッツ(1942年―1944年)
8章「ユダヤ人ゼロ」を目指すドイツ(1941年―1943年)
9章 死に抗って(1943年)
10章 終局(1944年―1945年)
訳者あとがき
原註/訳註/索引