異都憧憬 日本人のパリ
- 定価
- 5,126円(本体 4,660円)
- 刊行
- 1993/11/01
- ISBN
- 4760110178
- 判型
- ページ数
- 482
- ジャンル
- 文学・エッセイ・ノンフィクション
内容・目次
内容
今日まで日本人にとってパリとは何だったのか―「ボヘミアン・パリ」と「近代日本人作家の異文化理解」という二つの鏡によって,日本人のパリの普遍性と特異性を照し出す。気鋭研究者による最新の比較文学・文化研究の成果。新資料多数。
目次
序章第1部 ボヘミアン文学のパリ
第1章 ボヘミアン生活の神話と現実
第2章 アカデミー・ジュリアンと文学
第3章 日本におけるボヘミアン文学
第2部 憧憬のゆくえ―近代日本人作家のパリ体験
第1章 乖離の様相―高村光太郎
第2章 生きられる都市―島崎藤村
第3章 徒花の都―金子光晴
終章 貧困と街路の詩学・1930年代パリ―ミラー・ブラッサイ・オーウェル・光晴
関連年表
索引